イヤーカフがきついと感じたら | 簡単に幅を広げる方法

「イヤーカフが耳に入らない」「つけていると痛い」
そんなお悩み、ありませんか?
シルバー925製のイヤーカフは、ある程度ご自身で開きの幅を調整することが可能です。とはいえ、無理に手で広げてしまうと、形が変わってしまったり、金属疲労で折れてしまうことも…。今回は、そういったリスクを避けながら、イヤーカフをやさしく広げる方法をご紹介します。
無理に手で広げるのはNG?
イヤーカフを狭めたいときには、両端を軽く押すだけで比較的簡単に調整できます。一方、開きを広げる場合は力加減が難しく、うっかり開きすぎてしまったり、形が歪んでしまうことも。
イヤーカフを無理につけると耳が痛くなったり、フィット感が悪くなってしまうので、調整が必要です。とはいえ、毎回手で広げていると、少しずつ金属に負担がかかってしまうので注意が必要です。
動画でチェック!イヤーカフの広げ方
動画では、専門の工具がなくてもできる安全な方法を紹介しています。文章だけでは伝わりにくい部分も、動きを見れば一目瞭然。ぜひ合わせてご覧ください。
用意するもの
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厚さ2〜3mmほどのプラスチック製の板(または厚手の紙など)
※金属製の板は、イヤーカフに傷がつく恐れがあるためおすすめしません。 - 柔らかいクロス(ジュエリークロスやメガネ拭きなど)
調整の手順
- クロスを半分に折り、板をその間に挟みます。
- イヤーカフの隙間に、クロスで挟んだ板をゆっくり通します。
最初はきつくて通しにくいかもしれませんが、無理せず少しずつ動かすのがポイントです。 - 何度か出し入れを繰り返して慣らします。
- 今度はクロスを4つ折りにして、さらに厚みを出します。
- 同じように通しては出すを繰り返します。
- クロスの重ねる枚数を少しずつ増やしながら、希望の幅に近づけていきます。
ときどき耳に装着して、ちょうどいい幅かを確認してください。
この方法のいいところ
- 手で直接広げるよりも、形が崩れにくい
- 力の入れすぎを防げるので、破損のリスクが少ない
- 特別な道具を使わず、家にあるもので調整可能
私自身も、以前は手で無理に広げていたのですが、この方法を思いついてからはずっとこのやり方をしています。太めで固いタイプのイヤーカフでも、ゆっくり丁寧にやれば少しずつ調整できます。
最後に、ひとつだけ注意点
この方法でも、「広げたり狭めたり」を何度も繰り返すと、やはり金属には負担がかかります。調整は必要最小限にとどめることをおすすめします。
また、K18やK10などのゴールド素材のイヤーカフは、シルバーに比べて金属が硬いため、この方法でも広げることが少々困難かもしれません。
それでも、ほんのわずかな幅の調整であれば、シルバーと同じように広げることが可能です。状態を確認しながら、慎重に行ってください。
イヤーカフのフィット感でお悩みの方は、ぜひこの方法を試してみてください。
ご不明な点があれば、お気軽にお問い合わせください。