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イヤーカフの広げ方

イヤーカフの広げ方

シルバー925製のイヤーカフは開きの幅をご自身で調節することがある程度は可能です。
落ちやすいイヤーカフの両端をぎゅっと手で押して狭くして使用されている方も多いのではないでしょうか。
ただ、金属疲労でポッキっと折れてしまう可能性があるので繰り返し開きの幅を変えることはお勧めしていません。

開きを狭めるのはイヤーカフを両側から押せば良いので比較的かんたんにできるかと思います。
逆に狭すぎる場合は、両端をひっぱって隙間を広くすると引っ張る際の力の加え方で開きすぎてしまったり、意図しない形に変形してしまったりする恐れがあります。

隙間が狭すぎて耳に入れずらいとか、つけているときに耳に圧迫感や痛みがあるような場合はこちらの動画の方法で隙間を広げてみてください。

用意するもの

  • 2mm程の厚さの小さな板(素材はプラスチックや厚手の紙のようなもので金属は傷の恐れがあるのでNG
  • 柔らかいクロス(AROM.の商品に付属されているジュエリークロスや市販のメガネ拭き)

広げ方

  1. クロスを半分に折ります。
  2. 板をクロスの間に挟まるように入れます。
  3. イヤーカフの隙間にクロスで挟んだ板を入れます。はじめは通しにくいかもしれませんが、無理矢理せずに少しづつ通すようにします。
  4. 通しては出すを繰り返すとはじめは入れるのに抵抗があってもスムースに通るようになってきます。
  5. クロスを4つ折りにして間に板を入れます。
  6. 3と同じようにイヤーカフの間にクロスで挟んだ板を通しては出すを繰り返します。
  7. さらにクロスを折りたたんで徐々に厚みが出るようにしていき、同様に通しては出すを繰り返します。
  8. ときどき試着して様子をみながら最適な幅にしていきます。

勝手に自分で編み出した方法ではありますが、専門の技術や特殊な工具も必要なく、太めで固くて手では広げにくいタイプもこの方法だと広げることができるかもしれません。


なお、くれぐれもご注意いただきたいのは、この方法で行ったとしても、狭くしては広げるを頻繁に繰り返すことはお控えください。
破損の原因になってしまいます。

もし、開きが狭すぎると感じるイヤーカフがある場合はぜひ試してみてください。
わかりにくかったりご不明な点がある場合は下記からお問い合わせください。

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  • 「dondolare」(ドンドラーレ)コレクション

    「dondolare」(ドンドラーレ)コレクション

    「揺らぎ」をテーマにした新しいシリーズ、dondolare(ドンドラーレ)が登場しました。 dondolareはイタリア語で、「揺り動かす」という意味を持つ動詞です。柔らかく揺れるようなイメージを呼び起こしながらも、AROM.ではあえて直線や面を用いて構築的に表現。柔らかさや曖昧さをテーマにしながら、ブランドらしいグラフィカルな造形に仕上げました。 静かなリズムをまとったジュエリーが、日々のスタイリングにさりげない動きを添えます。 今回ご紹介するのは、イヤーカフとピアスの2アイテムです。 Ear Cuff AROM.では、イヤーカフがまだ一般的でない頃から、イヤーカフのデザインに取り組んできました。長年の経験から、フィット感と外れにくさには特にこだわり、何度も試作を重ねています。 このイヤーカフも、心地よく耳に沿い、動いても落ちにくい設計です。広がり方が上下で異なるので、向きを変えるだけで印象を変えて楽しめます。 表面は鏡面仕上げ。光を受けてやわらかく反射し、顔まわりを明るく見せてくれます。 Earrings 一見イヤーカフと同じ形状に見えるピアスですが、ピアスとしての着用時の快適さを考えて、重さやバランスを考慮したデザインになっています。ポストにはアレルギーが心配な方にも安心の18金を使用しています。 AROM.では海外生活の経験から、日本製のピアスによく見られる頼りない極細のポストではなく、海外製品に近い0.8mmのしっかりとした太さを採用。細すぎず、ピアス本体の重さとのバランスを取りながら、安心感のある着用感です。 そして今回、特にこだわったのがピアスキャッチのデザインです。髪をアップにしたとき、斜め後ろから見えるキャッチの存在がスタイリングを台無しにしてしまう──そんな違和感から、AROM.ではこれまでピアスを避ける傾向にあり、その分イヤーカフがどうしても多くなってしまっていました。現在あるピアスも、できる限りオリジナルのピアスキャッチを制作したり、キャッチのいらないデザインにするなどの工夫をするようにしています。 このピアスでは、通常のキャッチを使用していますが、本体のデザインの影に自然に隠れるようにしています。できる限りキャッチの存在感を抑え、横顔や後ろ姿まで美しく見せることに徹底的にこだわりました。 ジュエリーは、真正面だけでなく、ふとした角度や動きの中で本領を発揮するもの。だからこそ、どの角度から見ても美しく、身につける人の輝きを引き出します。そんなAROM.の哲学が、この小さなディテールにも息づいています。 AROM. ではピアスのシングルでの販売が多いですが、このピアスは左右対称のデザインになっているため両耳セットでのご用意です。 Styling AROM.のピアスとイヤーカフは、どちらもシンプルでありながら存在感を放つアイテム。それぞれ単独はもちろん、ピアスを片耳だけにつけて、反対の耳にイヤーカフをつけるスタイルも素敵です。一つ一つが異なる表情を持ちながらも、全体的に調和の取れた印象を与えてくれます。個人的には、すっきりとしたスタイリングが好みで、シンプルなコーディネートに華を添えるのに最適です。 イヤーカフは、上下の広がり具合が異なるため、上下の向きを変えるだけでも雰囲気が大きく変わります。シンプルなコーディネートにも変化を加えることができ、シーンに応じたアレンジが楽しめます。 暑くなるこれからの季節には、シンプルなTシャツにピアスとイヤーカフを合わせるだけで、コーディネートが決まります。また、ピアスとイヤーカフの光沢が、顔周りを明るくし、シンプルながらもコーディネートにアクセントを加えてくれるので、暑い季節にぴったりな、軽やかで洗練されたスタイルを楽しめます。 同シリーズでバングルも目下制作中です。こちらも楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

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  • コレクション名に動詞を選ぶ理由

    コレクション名に動詞を選ぶ理由

    AROM. のジュエリーには、すべてイタリア語の動詞をコレクション名としてつけています。少し珍しいネーミングかもしれませんが、そこにはブランドの出発点と、制作に対する私自身の考え方が込められています。 ブランドを立ち上げたのはイタリアでした。素材に触れ、かたちを探りながら、自分なりの表現を模索していたその時間が、今のものづくりの土台になっています。私の中で、アイデンティティの半分はイタリアにあると言ってもいいかもしれません。 コレクション名に動詞を使おうと決めたのも、その延長にあります。動詞は「動き」を表す言葉。 また、イタリア語の動詞には、-are、-ere、-ireといった語尾の規則性があり、響きも美しく、どこか整った印象があります。言葉の選び方ひとつにも、心地よいリズムや余韻を感じられることが、私にとってはとても大切です。 私のジュエリーデザインは、明確なテーマや言葉から始まることはほとんどありません。まずは、漠然としたイメージがふわっと浮かび、それが少しずつかたちになっていきます。言語化は得意な方ではありませんが、最終的に仕上がった作品に「これはどんな動きだろう?」と問いかけながら言葉を探します。 動詞を通して、ジュエリーに“静かな動き”を宿らせる。そんな思いを込めて、コレクション名をつけています。 コレクションページや商品ページに添えられた名前にも、そんな背景があります。作品と合わせて、その小さな言葉にもぜひ目を留めていただけたら嬉しいです。

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  • 変色したゴールドコーティングのアイテムをピカピカにする方法

    変色したゴールドコーティングのアイテムをピカピカにする方法

    シルバー925にゴールドコーティングを施したアイテムはシルバーのままよりもコーティングで覆れているので変色しにくくなってはいます。 しかし、使用による汗や体質、保管の仕方によって赤茶色っぽく変色してしまうことがあります。

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  • 「捻る」イヤーカフに小さいサイズが登場しました

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    角線に捻りを加えた「attorcere」(捻る)シリーズの2連イヤーカフ。

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